議員会館写真展 <2014年6月10〜12日>
告知パンフ表 2014.06.10(火)〜12(木)に衆議院第1議員会館にて、在京の各国大使・特使・外交官と衆参両院の国会議員、関係省庁職員を対象に「北朝鮮による国家犯罪・拉致〜ある家族のアルバム」展(国会での開催は2回目)を行いました。
この写真展とオープニングイベントにて、国際社会に対して、拉致問題解決に関し、日本政府への支援をお願いすると共に、政府・国会議員の皆様に確実で迅速な調査と被害者の帰国をお願いしました。


拉致問題は一向に進展のない状態から一転し、3月のめぐみさんの娘・ウンギョンさんとの面談以降、急速に動こうとしています。
北朝鮮の調査委員会も立ち上がり9月上旬には何らかの報告が為されるものと思われます。
国際社会に於いても、国連人権理事会にて北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(Commission of Inquiry:COI)が設置され、委員会の北朝鮮の広範で深刻な人権侵害を最大限の表現で非難し、北朝鮮において人道に対する罪が行われているとの報告を受け、北朝鮮に対して、拉致問題を含む、すべての人権侵害を終わらせる手段を早急に取ることを促し、また国際社会に対して、同報告書のフォローアップをしっかり行うための体制構築を含めた取組を行うことなどを要請する決議が採択されました。
あさがおの会ではこの様な動きを推進し、拉致被害者が一刻も早く家族のもとに戻ってくることが出来るよう訴えるため、本行事を企画・実施致しました。

告知パンフ裏 初日10日にはオープニングイベントとして、横田夫妻の訴えを参加者全員にお聴きいただきました。また、めぐみさんの中学時代の同級生でヴァイオリニストの吉田直矢さんにめぐみさんの写真などを背景映像としてご演奏いただき、思いを伝えました。
写真展では「記事でたどる拉致問題」展も併催し、短編映画「『ただいま』の声を聞くために」上映も行いました。これに加え、自治体に呼び掛け特定失踪者を中心とした各自治体が所有しているパネルをご提供いただき、特定失踪者についても広く知っていただく取り組みも行いました。

・11日には映画「めぐみ 引き裂かれた家族の30年」上映会を開催しました。

・3日間の会期を通じて77公館(うち大使46公館)、国会議員144名の参加がありました。

本行事は、拉致議連(北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟)と政府 拉致問題対策本部にご共催いただき、朝日新聞社、関係地方公共団体のご協力のもと開催致しました。
なお、実現・運営には古屋圭司事務所・山谷えり子事務所にご尽力を賜りました。

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以下のページでも本行事についてご覧いただくことが出来ます。
首相官邸のHP
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201406/10rachi.html
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9932.html

政府 拉致問題対策本部のHP
http://www.rachi.go.jp/jp/archives/2014/0610kaigou.html


ご来場戴きました皆様誠にありがとうございました。政府・国会議員・関係省庁職員の皆様におかれましては拉致被害者の早期帰国実現への決意を新たにされたものと思います。国際社会の皆様におかれましては、被害者帰国につながる日本の施策に対し、ご理解・ご支援をお願い致します。